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新日本地図 [おもしろ画像]

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俺の頭の中の日本地図は大体こんなモンかもしれない。
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リペア専門家集団 [おもしろ日記]

僕がモグリで所属していた大学新聞の特集の中で、侍だか忍者だかのコスプレで戦ってるトコの写真が欲しくて、衣装を借りなきゃいけないことがありまして、僕達新聞部はそりゃもう色んなトコに電話しまくったモノでした。
そんな中で、歌舞伎役者の着ける衣装や獅子頭がなんとか手に入んねーかなって、松竹の衣装部とかに片っ端から電話したんですが、結局そこでも獅子頭とかのちゃんとしたモノはホントに歌舞伎で使ってるトコから借り受けなきゃいけないって言われちゃいました。

今になって考えれば非常に恐ろしい話ですが、TVや舞台でもよく拝見する、さる超有名歌舞伎役者様の事務所へ、こともあろうに衣装を貸してくれと、お伺いを立てました。
その時の事務所の話では、
「ウチはそういう所は本当に厳しいからね。場合によっちゃ、CMで使うって言っても断るよ。…で、何に使うの?」
まさか、大学新聞でコスプレ格闘の撮影で使うなんてフザけたような本当の話も出せるワケがなく、僕がさっき初めて電話で話したばっかりの松竹の偉い人の名前を持ち出すことを咄嗟に思いついて、
「*辺さんの紹介で、さる文化事業の撮影の為に是非貸して頂きたい。使用の目的は勿論歌舞伎の為ですよ、はっはっはー」
取り敢えず、後で幾らでも言い逃れが出来るような説明をして、なんとか、さる著名な歌舞伎役者様が実際に使用している獅子頭と般若の面を1日だけ貸してもらうことに成功しました。

そのお面も、あんまよく覚えてませんが、なんでもナントカ時代の某という偉い人が彫った由緒正しきモノだったそうで、届いた時には桐の箱に入ってたんですが、僕も当時20歳なりたてホヤホヤの糞坊主。
そんなオモチャが目の前に現れたらアンタ、遊んでみたくなるのが人の性。

早速、嬉々として獅子頭を着けて、お面被って首をグルングルン回して「メガローン!!」なんて、さる著名な歌舞伎役者様が見たら、体中の血管から血が噴き出てきて、もうTVキャスターと不倫なんてやってる場合じゃない程の馬鹿遊びをしてましたら、その時僕チンったらウッカリお面を落っことしてしまい、こともあろうにその般若のお面を壊しちゃったんですよ。
ツノは折れるわ、顔は真っ二つに割れるわで、まだ撮影もしてないし、明日には返さなきゃいけないわで、全員一頻(ひとしき)りパニックになった後、その場で僕達は幾つかの結論を出しました。

1.この際、般若の面は撮影に使わない。
2.般若の面は我々の手で修復して返却する。
3.このことは事務所には勿論黙っている。

さしあたり、お面の修復に着手することにして、まずは瞬間接着剤で割れたお面をくっつけたんですが、困ったことに何分と古い代物でしたので、木製だったんですけど内部がボロボロになってしまってて、折れた角の破片は粉々になってしまい、仕方が無いので角を木パテで新調することにしました。
冷静に考えれば、普通パテが乾くのに丸1日かかること位すぐ判断できたんでしょうが、全員焦っていたんでしょう。
まだ乾いていないブヨブヨの角に色を塗り始めてしまいました。
しかも、プラカラーの金で。
ちなみに元のお面は漆塗りです。
プラカラーとじゃ光沢があまりにも違いすぎるのは小学生でも分かりそうなモンですが、周囲も既に半分以上塗ってしまった状態で気付き始め、

「…きむくた君、これじゃあまりにも光沢がバレバレじゃない?漆とプラカラーじゃやっぱ無理があるって」
『うーん…、だったら全て同じ光沢に統一するしかあるまい』
「…は?き、きむくた君、まさか…」
『全部プラカラーで塗り直すんじゃい!』
由緒ある漆の光沢は、みるみる田宮プラカラーのケミカルな光沢に変わり、結局完成したのは、片方の角だけ触るとプヨプヨと柔らかい、夜店のお面のような般若の面でした。

取り敢えず僕達は何事も無かったかのように桐の箱に戻して、そのまま送り返してしまいましたが、バレた時のことを思うと恐ろしくて、あれからその事務所には全く連絡してませんけど、僕達の塗ったあの由緒ある般若のお面、さる著名な歌舞伎役者様は今でも使ってらっしゃるんでしょうか?





えーっと、この記事は時効が成立してるんでしょうが、ここんとこの世間一般の風潮から考えても社会的制裁が怖いので速攻消す予定ですw
この記事を読んだ方は運が良いのか悪いのか知りませんけど、とにかく読んだ内容を忘れるべくバットを用意して後頭部を撲殺する勢いで数回殴打するとか、僕(私)は何も見てませんとアイスピックか何かで目を潰すとか、4階以上の高さから「I can fly」と叫んで飛び降りるかしていただいて、決して目撃者として証言なさらないように強くお願い申し上げます。
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星一徹養成Flash [おもしろページ]

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http://www.geocities.jp/akkii/flash/tyabu.html

卓袱(ちゃぶ)台返しでの回転数を競うFlashゲームで、管理人の最高記録は画像の187回転。
実はこの記録は一昨年の夏に出した記録だったりするんですが、何故今頃こんなFlashゲームを紹介するのか?というと、そんなの決まってるじゃないの!
勿論、ネタ切れです!(ぁ
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64大相撲 [おもしろ日記]

えーと、記事の更新時刻を変更してみた。
閲覧数やnice!数やコメント数にもカウントが影響するのかな~と思って。
カウント集計時間が24時間になると、ひょっとしたら先に挙げた3つの結果も変わってくるのかなと。
あんまり積極的に営業活動してるワケでもないので、そんな大して変わらないような気もするけど、午前0時更新にしてるブログが多いから、興味本位の好奇心ということで1つ。

まぁ、これをすると夜中にゆっくり更新できないというネックがある。
以前の朝7時更新ならばTVに夢中になってて更新が遅れても、ちょいと睡眠不足になるのを覚悟して夜更かしすれば間に合ったけど、この場合は逃げ道がないんですけどね。
なので、今後も続けるかというと分かんないトコもあるんですが、管理画面上での結果如何で目を見張る効果が表れた場合は勿論そのまま0時更新にする…かも。





この日本のゲーム業界の中の独自性として、その数こそ少ないものの、確固たる地位を確立しておりますのが「相撲ゲーム」というジャンル。
大きく格好良いチカラビト達の様式美に、僕達神国日本人にはもう無条件に滾(たぎ)るモノがありますよね。
10年ほど前、僕の友達(イスラエル人留学生で兵役義務の為に帰国してそのまま)と一緒に「大相撲ダイジェスト」を楽しく観ておりました時、事もあろうにそのクソ外人、「きむくた、あんな醜いデブ同士が裸で抱き合ってる姿を見て、一体ナニが面白いんだ?」などとマジ顔で抜かしやがりまして、『ナンダヨォォ!バーカバーカバーカバーカ!そんな事言ってるからお前ら千年(以下自粛)』と、一頻(ひとしき)り口論になりましたが、ことゲーム世界に於きましても相撲のルールを格闘ゲームのフォーマットに置き換えたり、相撲取りの独特のスタイルや儀式を面白おかしく茶化しただけで、中身の方はサッパリという駄目ゲームばっかし。
大体、ただ裸のチョンマゲデブが円形リングの中で押し合い投げあいしてりゃ相撲だと思ってるトコなんかが、もうホントにダメなヤツらなのよね。

あの日本古来の様式美の中で繰り広げられるパワー&マネーゲームを何故再現しきれないんでしょうか。
ここ一番で白星を拾いたい時に、相手力士の部屋へ付き人にダンボール一杯の札束持たせて挨拶行かせたり、朝起きたら自分の頭の上で兄弟子が肥え過ぎが原因で冷たくなっていたり、稽古でかわいがり過ぎて便所で首吊(以下略)。
そんな中、「相撲」に何故か「恋愛育成」と結びつけて、尚且つソレを「マジで」作ってしまった驚異のゲーム、それが今回紹介する、この「64大相撲」です。

ニンテンドー64発売当初において、その中でもただでさえ地味なジャンルのクセに一際地味なパッケージで、(こんなに見た目が弱くてホンマ大丈夫かいな?)と客の方に余計な心配をさせるソフトではありましたが、その中身の狂った具沢山ぶりは非常に素晴らしく、「横綱を目指しながら女の子と出会い、栄光と欲望を手に入れてゆくどす恋ジゴロ系ポリゴン恋愛育成相撲アクションゲーム」という、非常に斬新かつ超欲張りなゲーム内容で、こういうのは誰でも一発ギャグで思いついたりはしても、まさか本気でやるヤツが出てくるとは。

しかもアンタ、今のPS3みたいに開発負荷がとにかく高いN64じゃ、そこらのプレステ(1)の「まー軽く作って損しなきゃオッケー」的な志の低い作り方は出来ないんです普通は。
コレをやろうと言ったヤツもアホですが、それを許した方も相当なモンだと思いましたが、ゲームシステムは基本的に毎回相撲を取ってパラメータを上げ、それにより女の子等のイベントが発生して繰り返していきながら、高感度と番付でマルチエンディングを迎えるというものですが、このゲームの物凄いところはイベントといっても三択などといった甘っちょろいシステムなど1つもなく、この女の子含めて全てに関与する力士のパラメータ操作が、全て取り組みの決まり手によって決定するという仕組みになってまして、女の子の種類でもスチュワーデスからTVキャスター、はてはライバル部屋の娘というちょっとグッとくる設定などありますが、この何故か段々愛らしく見えてしまう3頭身ポリゴンギャルをゲットする為に、今場所は押し相撲中心で行こうとか、いい加減かわし技も覚えないとなーとか妙にヤル気にさせられ、「自分は相撲を取ることでしか自分を表現出来ないッス!」という、純情若手力士の心情を憎いまでにゲームのモチベーションに昇華させております。
しかも、女の子のイベントが「自分の乗った飛行機にハイジャックが発生し、偶然乗り合わせたスチュワーデスの彼女を助ける為、犯人達を大空へうっちゃりをかける」など、不条理なイベントが大量に入っており、僕チン異常な感情移入をさせられました。

でもって、肝心の操作性はというと、結構スピーディーな操作が快感で気持ちいいんですよ。
基本的に3DスティックとCボタンだけですが、単純な操作性に相手との間合いや土俵の位置での技の出し合い、かわし合いで如何に自分のイメージ通りの相撲が取れるかとか真剣に稽古したり、ライバル達との砂漠や南極、はては宇宙空間での野試合という現実感のなさっぷりが相撲ゲームとして、違った意味での奥深さを醸し出しています。

また、中に多彩なミニゲームが入っておりますが、あんたら相撲を好きか嫌いかドッチやねん!
小島から落ちないように牛や犬などをかわしながら寝ている力士をゴロゴロ転がしていく「昼寝でごっつぁん」とか、怪鳥に捕らえられた力士が空高いトコから落とされてトランポリンで風船を割っていく「ジャンプでごっつぁん」など、力士の尊厳を破壊した奇怪なゲームが満載されております。
この「64大相撲」という一見面白くもなんともない普通っぽいタイトルの裏に、こんなネジの外れた本気の作りが潜んでいようとは、果たして皆様想像できましたでしょうか。
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里見の謎 [おもしろ日記]

妹の結婚式が来月の橋梁日とボーナス支給日直前に開催されることもあって、全社一斉休業期間中は家に引きこもってるつもりなんですけど、折からの橋梁工事の影響でTV番組視聴や録画番組消化や映画視聴やゲームをしてても音声の聞き取りに大いに支障が出まくりで、重機による不快なキャタピラ音やボーリングの音(穴掘り)や振動にイライラ感は際限なく募りっぱなし。
ふて寝しようにも寝ることさえママならないので、もうイヤ!と工事が終わるまでドコかに避難しようかと思ったら、駐車場の出口で工事中。
をいっ!
確かに仕事は休みということは言ってるけど、出かけないとは言っとらんぞ!



…というワケで、漸(ようや)くPSゲームソフトが登場です!
今回はタイトル過剰の狭間に生まれた妖怪人間のようなRPG「里見の謎」をご紹介です。
水中メガネをつけたやけにブサイクな少年が妙に記憶に残るパッケージイラストですが、なんとパッケージには「オススメRPG」のシールが!
よく見ると、それは店でもソニーでもファミ通でもなくメーカー自身が貼ったものであることが分かりましたが、良いのかこんなことして?

さて、パッケージ裏に記載されているキャッチコピーを見ると、画期的な新機能が満載されているではないですか。
新機能D.C.B.S.(ダイレクト・コマンド・バトル・システム)による、白熱の戦闘シーン。
新機能P.M.L.S.(プログレッシブ・マップ・リンク・システム)による快速の縦スクロールRPG
新機能F.E.C.S.(フラッシュ・エンカウント・コントロール・システム)による従来のCD-ROMの常識を覆す、マップからバトルへの瞬時の切り替え!
○心・技・体バランスにより変化する「なりわい(職業)」。
○物語を盛り上げる、極上の音質と音楽表現

言ってる意味がよく分からんが、とにかく凄い自信だ。
この野郎、よっぽどJAROにチクってやろうかとも思いましたが、ここまで言われりゃ買わない手はありません。
でもってソレが間違いの始まりでした。

ゲームは凄まじい内容です。
「悪のカルト集団ヌーヌーが蔓延(はびこ)り、自然界のバランスが崩れ始めている世紀末ムードの現代、主人公夢若は母親と二人で暮らしていましたが、ある日謎の壷を拾ったことをキッカケに、少年夢若は自分の運命と謎を探るべく、時の流れをさかのぼるのであった」という大筋ですが、壷を拾って家路に向かうとマップが縦にしか移動しません。
これが新機能M.P.L.S.!
普通、元々あったものを外したことを新機能とはいいませんが、これなら確かに道に迷うことはありません。

すると突然、夢若は体の変調を感じます。
「母さん、僕、頭が変になっちゃったよ」。
さっき拾った壷を見せると何故か母親は狼狽して、「この壷は!とにかく今日はもう寝なさい」。
次の朝、起きると書き置きが。
「夢若へ。母さんはワケあって旅に出ます。しばらく帰ってきません。あなたはもうだいじょうぶ!ラブリーと力を合わせて行くのですよ!」。
ヤカンの火点けっ放しでドコ行ったんだよ母ちゃん!

街へ行き、問題の壷のデータをコンピュータにアクセスしようとすると、女の子が登場してきて夢若を邪魔します。
「アンタあたしに何の断りもなくタカタカタカタカやってるんじゃないよ!ノコギリ山のふもとで待ってるわ!来ないとアンタが欲しいデータは諦めるんだね!私はイズミ。覚えておきな!」
こんなヤツばっかしかこの世界は!

妙に不安な気分にさせるデザインのモンスターとの戦闘の切り替えは滅茶苦茶速いです。
単にマップ単位で一発読みしてるだけだと思いますが、敵が全くアニメーションしません。
メッセージが平仮名がちなのもメモリを軽くさせる為でしょうが、このゲーム、32ビットゲームのクセに残りの24ビットは一体どこに落っことしてきちゃったのかと思いますが、戦闘コマンドはボタン一発操作で簡略化してあり、このテンポの良さに関してだけいえば、そこらのソコソコの出来のRPGよりも遥かに素晴らしいですが、その分負ける時も秒殺。
ちょっと歩くと敵が強くて全然勝てません。
次の瞬間、タイトルへ直行して、セーブしてないと最初からやり直し。
こんなに凶悪な殺意を感じるのはドラクエⅡの首狩り族以来ですが、街の道場へ行ったら行ったで「修行しますか?」と聞かれた瞬間、まともや秒殺、次の瞬間タイトルへ。
やっとの思いでイズミの元へ到着すると、「いつまで待たせるつもりなの!」アンタちょっと生意気なのよ!覚悟しな!」。
またもや一瞬で秒殺されて次の瞬k(略)。

ちなみに術やアイテムなど、それぞれの戦闘手段で得た経験値でキャラクターの呼び名が変化します。
最初は「よわむし」とかですが、経験値が最大にもなると「てんかいち」。
無意味に経験値を上げるのが大好きな僕には格好の目標です。

その後、何故か時間をさかのぼり、安土桃山(?)時代で夢若の出生の秘密に触れながら、柳生十兵衛やらカッパやらを仲間にしながら冒険していきます。
話は気が狂いそうになるほど無茶苦茶なので割愛しますが、「里見の謎」というくらいだから里見八犬伝と関係あるのかと思うでしょ普通。
犬もいるし。
でも、それはこのゲームのことを知らない素人考えで、全く関係ありません
オチは宇宙人です。
しかも母ちゃんまで。

ラスボスとの戦闘の際、突如今までの雰囲気をブチ壊す音楽が流れ、「ヨゾラノ~ムコウニ~(否SMAP)」って、歌ってるよぉぉぉ!
これか、極上の音質と音楽表現は!
おそらくスタッフみんな良かれと思って本気で作ってるんでしょうが
ナチュラルアシッド溢れるこのゲーム、まだ辛抱強く中古ショップを回れば、このブログで扱う他の馬鹿ゲームよりかは数百倍は入手しやすいと思います。

時に母さんは最後まで姿を見せません。
一体どうしちゃったんだ。
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ラブクエスト [おもしろ日記]

世の中間違っちょるんじゃないかと思うほど恋愛ギャルゲーが出まくってるけど、購買するコアユーザーが18歳以上のクセしやがって、今時チューもナシ、ヤリそでヤラないBOYS BE…な内容で、よく健全な肉体を持つスケベな若い衆が納得するモンだと思う。
普通に考えりゃ、そのままエロゲー化するのが当然かと思うけど、僕の周りの重度のギャルゲーマー(元ときメモラー)にそう言うと、僕はまるでサタニストかのように非難されるので、これ以上深く言及するのは控えよかな。

しかし、恋愛育成のパイオニア、PCエンジン番「ときメモ」の功績は色々あるとは思うけど、最も注目したいのが、恐らくゲーム史上初めて「2個買い」「3個買い」の馬鹿者共を多く輩出したことだ。
エンジンユーザーというだけでちょっと普通とは違うけど、やっぱ「遊ぶ用」「観賞用」「保存用」とかなんでしょうか。
よく分かんないけどどっかが違うらしいとかで、本体セットの限定版を買うヤツらですから、いや~まったくあの阪神○○ザも上手いことやりやがったな



さて、今回紹介するのは、SFCで発売された恋愛RPG「ラブクエスト」です。
このゲーム、漫画家弓月光の絵でパッケージや広告が載っていたので、なんとなく覚えている人がいるかもしれませんが、そんな甘い生活チックな第一印象が実はブービートラップになっているのがこのゲームの恐ろしいところ。
ストーリーは現代の東京を舞台に、マザコンで気の弱い主人公が、結婚式の最中に失踪した花嫁を捜して旅に出るといった内容なんですが、初めから終わりまで確信犯的差別主義変態性欲反社会思想に至るまでが台詞やシナリオに織り込まれています。
該当部分をいちいち列挙するだけで短編小説になってしまいそうなので割愛しますが、主人公も含めた全てのキャラクターが心に何らかの障害を持っています。

このままでも十分問題だらけで、よく任天堂が発売を許したなと思いましたが、開発中もっとヒドかったらしく、案の定相当な数の内容修正があったみたいで、例えばゲームセンターでそこの人物と話すと、皮肉のつもりなのか「この人のセリフは犯罪を助長するような内容でしたのでカットになりました」云々のお知らせが入ります。
他にも、どうみてもイベントそのものが引っかかって消滅したに違いない形跡などがそこかしこに見えて、このゲームのシナリオライターは、もしかしなくてもただの基地GUYなのではと思いました。

シナリオもシナリオですが、他のスタッフに関しては、グラフィックにしろプログラムにしろ、実はコイツらスタッフ全員RPGなんか愛してないんじゃないかと思わせるような作りです。
雑魚キャラのグラフィックなど、弓月氏の原画に似せようと努力してる素振りすら見せてくれていません。
そもそも弓月氏本人が描いたのかさえ疑わしく、町の人もセリフや格好が変態野郎ばかりで、一応舞台は現代なんですが、何故か時々ブティックの店員やアパートの住人の中にどうみても人間には見えない連中が入っており、その辺りの説明は全くありません

戦闘システムは、モンスター相手に戦うのではなく、女の子にアプローチを掛けるといったニュアンスになっていてユニークですが、相手の女の子が退散する際に毎回違った肉声が入っており、「おぺろぺろ~ん」とか言って逃げて行くのを見ていると、何故か不意に自発呼吸が億劫になってきます。
これが町中だろうがドコだろうが、どんな場所で一歩か二歩で戦闘になるという、地獄のようなエンカウント率で発生します。
サウンドもサウンドで、東京を舞台にしてるからトレンディな雰囲気に持っていこうなどという考えこれっぽっちもなかったようで、「無責任シリーズ」を彷彿とさせるBGMと投げやりな効果音が、このゲームの世界観が妙にハマっています。

とてもスタッフ同士が相談しながらイベントなどを作っていった雰囲気など微塵も感じられず、まる監督のいないアパッチ野球軍のような無統制さ具合です。
しかし、モチベーションゼロのソフトと危険思想のシナリオに弓月氏と、こ混ぜちゃいけない洗剤を敢えて混ぜてしまったかのようなスタッフの反骨精神が、絶妙なスカムカルチャーに昇華しています。
このゲームの面白さは一発系とはいえ、ストーリー展開からディテールまで、こちらの常識を見事に外して思いがけない展開を見せてくれるところにあります。

ゲームの進行以外の世界観やセリフでプレイヤーを笑わせるのはギャグが全然笑えない桃太郎シリーズを見ても分かるとおり簡単じゃありません。
無茶苦茶ながらラストはちゃんと締めてますし、「真の狂気を演じられるのは理性である」笑アップ歌謡大作戦で山城新伍が言っていたように、奇ゲーを作るにはやはりセンスとか高いエスプリが必要ということでしょうか。

かつてSFCで「摩訶摩訶」というRPGがありまして、アッチはギャグの知的水準が低いので全然面白くなかったんですが、日本のゲーム市場もユーザーも、くだらないゲームを笑いながら楽しむといった遊び心を許容できるほど成熟してはいないので、当然といえば当然の結果になりました。
このゲームの業に魅せられた僕は、こんな邪悪なエンターテイメントに挑戦する馬鹿者共がもう出てこないだろうと思うと、残念でしょうがない
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TAO~道~ [おもしろ日記]

さてさて。
皆様はゴールデンウィークも終わって、いつもと変わらぬ日常に辟易としてる今日この頃なんでしょうが、俺の会社はまたもや全社一斉休業です。
大丈夫か、この会社?
まぁ、株価がドンドン上がってきてるし、設備投資の受注も増えてきてるという話も聞くので、今年中に景気が浮揚する目も出てきたので(不況前の水準には戻らないだろうけど)、こういう一斉休業なんてのはそろそろ終わりなのかもなと思ってみたり。

この一斉休業期間中に、なんとか定額給付金の申請をしなければw
面倒なんで放置してたんですよね。
実は前回の一斉休業の時に申請しようと思ってたんですけど、急遽出張が入ったモンだから延期したんですよ。

それと、一体誰が漏らしたのか、ラブホ宿泊の件が上にバレて軽く問題になったりしてて、出張の時の宿泊費用の見直しに動いているらしく、経費削減の大号令の下で領収書必須になる模様。
今までは宿泊費用は一律で支給されていて、節約で安いトコに泊まればラッキーなシステムだったんですけど、出張がおいしいモノではなくなった。
うーん、つまらん会社だなぁ。



それはさておき、今回紹介するのはバップから発売されたファミコンRPG、「TAO~道~」です。
なんかタイトルだけ聞くと、まるで拳法系大河RPGのような印象を受けますが、なんとこのゲーム、箱にも書いてある通り、「究極の世紀末ロープレ」なのです。
これはまさにこのゲームの存在自体が世紀末です。
電源を入れた瞬間、ファミコンが壊れたかと思うような音程のタイトルBGMが流れ、僕の世紀末ムードはゼロヨンの如くアクセル全開で急加速していきます。

このゲームのストーリーはムー情報とイカガワ宗教知識の煮凝りのような世界観で、「世界の終わりに怯える人々は宗教を心の支えにしていました。そんな時アンゴルモアの村に隕石が落ち、中には魔王ヒスターが入っていて、世界は一掃荒れ果ててしまいました。主人公は大僧正から八卦を探すことを命じられ、謎の宗教団体などと絡みながら永遠の命を得る三宝を授かり、人類最大の危機を救う」という確信犯的な内容で、基本的に我慢強い僕でもシナリオライターにネリチャギを入れたくな程難解です。

スタートして何やんなきゃいけないのか分かるのに3時間。
操作はコマンド表示が全部それぞれ漢字一字なんですが、いつまで経っても覚えられないぐらいコマンドの名前がマニアックです。
移動方法も、時は現代と言っておきながら、駅に行くと列車ではなく、何故恐竜に乗っていくのか謎です。
それにしても、仏教やキリスト教らしき教会がメタメタになっていて、まだ廃れていない教会の名前が「オーム大聖堂」なんて出てくるのは、ただの偶然でしょうか。
メッセージの中には輪廻転生だのチャクラだの、攻撃技にも何かインドっぽい名前が付いてるし、最強技ポアだったらどうしようかと思いました。
大丈夫か、バップ!?
ゲームをクリアする頃には何か別の価値観がサブリミナルされてるんじゃないかと心配になっちゃったぞ!
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年金生活 [おもしろ画像]

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悠々自適になりたいです。
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